どうも、chibakyoです。
空港で一泊して朝を迎えました。早速空港から台北市内に向かいます。
今回はMRTと呼ばれる鉄道線を利用します。他にもタクシーやバスを使うこともできますが、鉄道がいちばん速くて快適だと思います。
僕の体験談も交えつつ、MRTの乗り方を紹介していきます。
そもそもMRT(捷運)とは?
まずはじめにMRTとは何ぞやという話ですが、漢字では「捷運」と表記され、一般的に地下鉄全般を指します。他にも路面電車や他の鉄道を指して使われることもありますが、MRT=地下鉄と覚えて差し支えないでしょう。
ちなみに「捷運」という単語は中国大陸や香港では使われない、台湾独自の用語になります。
そして今回利用するのは「桃園機場捷運」という台北市から桃園空港を経由して桃園市内を結ぶMRTです。MRTとはいっても結構地上区間も走っています。
2017年に開通した比較的新しい路線です。
MRTの乗り方
今回利用するのは桃園空港から台北駅までのおよそ35kmの区間です。
空港内には「桃園捷運機場線」「Taoyuan Airport MRT」の案内表記があるので、それに従っていきましょう。
しばらくすると、空港の地下のこのような券売機コーナーに辿り着くので、そこで切符を買います。
券売機は日本語にも対応しているので、中国語や英語がわからなくても安心です。
料金は160元です。空港から台北駅の区間には普通列車と快速(直達車)の2タイプがありますが、料金は一律です。
所要時間は台北市内までは直達車は約35分、普通列車で約45分です。
切符は「トークン」

これが切符。
券売機から出てくるのはトークンと呼ばれるプラスチック製のコインです。
改札は、ICカードの様にトークンを機械にタッチして通り抜けます。
タッチしたトークンは目的地まで大切に保管しましょう。
車内は飲食厳禁!

改札に入ると鉄道施設内は飲食禁止です。
違反すると、最大7,500元の罰金が科せられます。
日本では駅弁文化があるように車内飲食には比較的寛容なのに対して台湾はかなり厳しいので注意しましょう。
ホームでも水分補給は禁物。
喉が渇かないよう、改札入る前に水分補給はしておいたほうがいいと思います。
車窓は比較的緑が多い
駅は地下にありますが、出発して程なくすると地上に出てきます。
遠くに建物が見えますが、木々が多く、緑豊かなエリアを走ります。
この様な田園地帯や、
山の間を縫うルートも通るので、とても台湾最大の都市と空港を結んでいる列車の車窓には見えませんよね(笑)
高速道路でしょうか、大きな高架橋と並走しはじめ、大きな道路も見えてきました。
台北市内に近づいている雰囲気が出てきました。
高層ビル群が見えてきました。
真ん中奥にうっすら見えているのは台北101でしょうか?
河川敷の大きな公園が見えました。
またここで地下に潜り市街地を走ります。
到着したら

台北駅に到着。電車を降りたらまずはエレベーターで上階の改札に向かいます。
広々とした大きい駅ですね。
ラッシュ帯を過ぎていたこともあり、駅構内はガランとしていました。
改札を出ます。
写真の様に、コインを改札機に投入します。自販機にコインを入れるのと同じ要領です。
直接投入と書かれているので、日本人にはわかりやすいですね。
改札を出ると両替機があります。
台湾では高額紙幣は殆ど使わないので(個人的な経験)、1000元札とか持ってる人はここで崩してもいいかもしれませんね。
まとめ
今回は桃園空港から台北市内までMRTを利用して行きました。
値段も160元とリーズナブルで定時運行されているので、第一候補に考えて欲しい交通手段だと思います。
ただし24時間運行ではないので、深夜に到着する場合はバスやタクシーを使うか、空港で一夜を明かすしかないです。
ただ終電は23時半ころなので、日本から到着する便とは大概接続できると思います。
MRTの公式ホームページでも時刻表検索ができるので使ってみてください。運行状況も教えてくれるので便利です。
海外初心者の日本人でも気軽に使える交通手段なのでとてもオススメなのは間違いありません!
台湾旅行で桃園空港を利用する際にはぜひ!
余談ですが、駅にこんなポスターが貼ってありました。
ちびまる子ちゃんは台湾でも人気のようですね。
日本文化が浸透していることがよく伺えます。